【第6回】競技復帰までのリハビリステップ

捻挫からの復帰において、「痛みがなくなった=治った」ではありません。 リハビリは「組織の修復」だけでなく、「動作の再構築」「再受傷予防」までを包括して初めて意味を持ちます。
復帰までの基本的なステップは以下の通りです:
- 炎症期(〜72時間):腫脹・疼痛・出血のコントロール。過度な安静はNG。
- 回復初期(3〜7日):可動域回復・軽度荷重・アイソメトリック運動開始。
- 機能回復期(1〜3週間):チューブや片脚バランスを用いた筋機能再教育。
- 動作復帰期(3〜6週間):ジャンプ・方向転換・加速減速など実戦的動作。
- 競技復帰期:対人プレー・プレッシャー下での再現性チェックを含む。
このプロセスにおいて鍵となるのは「段階を飛ばさないこと」。特に**痛みが消えた後の2週間の“慎重さ”**が、その選手の未来を左右します。
Your body can move
※イラストはわかりやすく簡素にしています。申し訳ありません。
トータルコンディショニングHIGASHI
2024年10月14日 00:00