【第10回】二度と捻挫を繰り返さない体をつくる(足関節捻挫コラム)

怪我の前より強い状態で復帰する
最後にお伝えしたいのは、「足首の強さとは、再発を恐れずに全力で動ける状態」のことです。そのためには、“単に治す”だけでなく、“使える身体を作る”というアプローチが不可欠です。
具体的には以下の4要素を統合したトレーニング戦略が必要です:
1.構造的強化(靭帯・筋肉・腱)
2.神経・感覚再教育(固有感覚・反応スピード)
→ バランストレーニング・視覚情報遮断ドリル
3.動作の再構築(歩く・走る・止まる・跳ぶ)
→ 実戦動作を通じた正しい運動パターンの再習得
4.心理的自信の再獲得(動作への恐怖心克服)
→ 「できた」という実感の積み重ね
トータルコンディショニングHIGASHIでは、「怪我の前より強い状態で復帰する」ことをリハビリのゴールとしています。スポーツは予測不能の連続。だからこそ、“どんな局面でも崩れない足首”を土台に、勝てる身体を作ることが、真の捻挫予防です。
「捻挫はクセになる」ではなく、「鍛え直す機会」と捉えて、これまで以上に強いパフォーマンスへとつなげていきましょう。
Your body can move
※イラストはわかりやすく簡素にしています。申し訳ありません。
トータルコンディショニングHIGASHI
2024年11月11日 00:00