トータルコンディショニングHIGASHI|鹿児島県鹿児島市

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第3回:朝食の重要性とその具体例

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アスリートにとって「朝食」は、1日のパフォーマンスを左右する“最初のエネルギー投資”です。特に朝練や午前中の授業、試合が控えている日には、朝食の有無と質が大きく影響を及ぼします。ところが、時間がない・食欲がないなどの理由で、朝食を抜いたり、菓子パンやジュースだけで済ませる選手も少なくありません。しかし、朝食をしっかり摂ることで、次のようなメリットがあります。

■ 朝食を摂るメリット
  1. 脳と身体のスイッチを入れる
     起床後の身体はエネルギーが枯渇した状態。朝食を摂ることで、血糖値が安定し、集中力や判断力が高まります。
  2. 代謝と体温が上がる
     朝食を摂ると内臓が活動を始め、体温が上昇し、運動パフォーマンスも高まりやすくなります。
  3. 筋肉の分解を防ぐ
     空腹時間が長くなると、身体は筋肉をエネルギー源として分解し始めます。朝のたんぱく質摂取は筋肉の維持に不可欠です。

    ■ 不十分な朝食の例とリスク
例:バナナ1本+おにぎり1個+水
確かに手軽ですが、エネルギーは一時的で、すぐに空腹や集中力低下に繋がります。タンパク質・ビタミン・脂質のバランスが欠けており、午前中の練習や授業に支障をきたす可能性があります。

■ 理想的な朝食例(ごはん・焼き鮭・豚肉・ブロッコリー・卵焼き)
この組み合わせは、以下のバランスがとれた構成です:
  • ごはん → エネルギー源(炭水化物)
  • 焼き鮭 → 良質なたんぱく質+脂質
  • 豚肉 → ビタミンB1が豊富で疲労回復に効果
  • ブロッコリー → ビタミンC・食物繊維で免疫と整腸をサポート
  • 卵焼き → 筋肉づくりに必要なたんぱく質+脂質
これらを1つの弁当にまとめておくことで、朝の時間がない日でも、効率よく栄養を摂取できます。前日の夜に準備しておくと朝がスムーズになります。

■ まとめ
「朝食=燃料補給」です。朝を制する者が、1日を制します。習慣化すれば、トレーニングの質、集中力、試合での持久力までも変わってきます。
次回は「間食(補食)の活用法」について解説します。お楽しみに!
 

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トータルコンディショニングHIGASHI
2024年06月02日 00:00