トータルコンディショニングHIGASHI|鹿児島県鹿児島市

あなたの『カッコいい』を創る場所。 元Jリーグトレーナーがあなたのカラダ未来をかえるお手伝い。

  • topbaner2
  • topbaner1

第4回:間食(補食)の活用法

ChatGPT Image 2025年6月6日 22_48_50_コピー

アスリートの食事は1日3回の食事だけでは不十分なことが多く、練習強度やエネルギー消費量が高い場合は「間食(補食)」を活用することが欠かせません。補食とは単なる“おやつ”ではなく、次の練習や試合に備えるための戦略的な栄養補給です。

■ 補食が必要な理由
・エネルギーの持続供給
 長時間の練習や試合の合間にエネルギーが切れると、集中力やパフォーマンスが低下します。補食でこまめに炭水化物を補うことで、持続的なエネルギー供給が可能になります。

・筋肉の分解を防ぐ
 練習後の空腹状態が長引くと、身体は筋肉を分解してエネルギーを作ろうとします。たんぱく質を含んだ補食は、筋肉の分解を防ぎ、回復を助けます。

・3食だけでは足りないカロリーと栄養を補う
 特に中高生や体づくりの時期には、1日3食だけでは摂取エネルギーが不足しやすいため、間食で栄養を補う必要があります。

■ 補食のタイミングと例
練習の1時間前:エネルギー補給(消化の良い炭水化物中心)
 例)バナナ、おにぎり、ゼリー飲料、カステラなど

練習直後(30分以内):回復と筋修復(炭水化物+たんぱく質)
 例)プロテインドリンク+バナナ、牛乳+あんパン、ゆで卵+ゼリーなど

授業間の小休憩や移動中:軽量で持ち運びやすい補食
 例)プロテインバー、ドライフルーツ、ナッツ、チーズ、魚肉ソーセージなど

■ 補食で注意するポイント

・揚げ物や菓子類など脂質が多すぎるものは避ける

・量は“軽めに”。食べ過ぎは胃に負担がかかり練習の妨げになる

・栄養素のバランスを考える(糖質だけでなく、たんぱく質も)

■ まとめ

補食は、アスリートの「もうひとつの食事」。練習の質や身体づくりに大きく影響します。ただ食べるのではなく、「何を、いつ、どれくらい」食べるかを考えることが、競技力の底上げにつながります。

次回は「水分補給とパフォーマンス」について解説します。お楽しみに!

 

Your body can move



 

 

身体を変える・未来が変わる
トータルコンディショニングHIGASHI
2024年06月09日 00:00