トータルコンディショニングHIGASHI|鹿児島県鹿児島市

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第8回:体づくりと増量・減量の考え方

ChatGPT Image 2025年6月7日 07_00_10_コピー

アスリートの体づくりには、「筋力アップ=増量」「スピード・キレ向上=減量」など、目的に応じた体重調整が必要になる場面があります。しかし、急激な増減量や極端な食事制限は逆効果。正しい知識とアプローチが、競技力と健康を支える土台になります。

■ 増量(バルクアップ)のポイント
筋肉量を増やしたいときの「増量」は、ただ食べる量を増やすだけではなく、“良質なカロリー”を意識することが大切です。

■ 増量の基本戦略

・消費カロリーより+300〜500kcal程度多く摂取する
・たんぱく質を体重×2.0g/日を目安に確保
・炭水化物もしっかり摂って筋肉への栄養供給を促進

■ 食事の工夫

食事回数を1日4〜6回に分ける
補食(プロテイン、おにぎり、ナッツなど)を活用
ドリンクタイプの栄養補給(スムージーやミルク系)も有効
減量は「筋肉を減らさずに脂肪を落とす」ことが理想。無理な食事制限や水抜きはパフォーマンス低下・免疫低下・貧血・疲労感の原因になります。

■ 減量(体脂肪コントロール)のポイント
減量は「筋肉を減らさずに脂肪を落とす」ことが理想。無理な食事制限や水抜きはパフォーマンス低下・免疫低下・貧血・疲労感の原因になります。

■ 減量の基本戦略
・1日の摂取カロリーを消費より−300〜500kcalに抑える

・たんぱく質摂取はむしろ増やす(体重×2.0g/日)
・糖質を極端に制限しない。練習前後は特に必要

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■ 食事の工夫
・揚げ物や甘い飲料を控える
・野菜・海藻・きのこ類でかさ増しして満腹感を得る
・夜遅い食事は量を調整する(炭水化物少なめ・たんぱく質中心)

■ 増量・減量の共通ポイント

・長期計画で取り組む(急激な変化は筋肉を失う)
・毎日の体重・体調・トレーニング日誌をつける
​​​​​​​・「食べながら作る」「削りすぎない」を意識

■ まとめ

増量・減量は、アスリートにとって「技術」と「計画」の一部です。短期的な数値に一喜一憂せず、目的に合った栄養・運動・休養のバランスを見直すことが、理想の身体を手に入れる最短ルートです。
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次回は「サプリメントの考え方」について解説します。お楽しみに!

 

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トータルコンディショニングHIGASHI

2024年06月30日 00:00