【第5回】アジリティは“動きの質”

10m×5とアローヘッドの狙い
「動きがキレている」「一瞬の判断が速い」──アジリティという言葉で語られるプレーは、感覚やセンスで片付けられがちです。しかし、トータルコンディショニングHIGASHIでは、それを“測定可能な能力”として捉え、具体的に評価・分析しています。
私たちが導入しているアジリティ測定は、主に2つ。「10m×5」と「アローヘッドテスト」です。
「10m×5」は、10mを5本連続で走るシンプルな構成ですが、方向転換・加速・減速を繰り返す中で“動きの安定性”や“再加速力”を数値化できるのが特徴です。直線の速さとは違い、「切り返したあとにどれだけ速く次の一歩を踏み出せるか」を評価します。
一方の「アローヘッドテスト」は、試合の場面に近い“鋭い方向転換”と“体のさばき”を求められる種目です。単なる俊敏性だけでなく、重心の移動・視線・踏み替えの技術が必要となるため、選手の“動作の質”が如実に現れます。
アジリティとは、単なるスピードの一部ではありません。意思決定と体の操作が連動して初めて、試合で活きる「瞬時の動き」が生まれます。そしてそれは、測定・フィードバック・修正を通して、明確に鍛えることが可能です。
テストで現れた弱点が、“どの方向の切り返しが遅いか”“加速に何歩かかっているか”といった具体的な改善点として見えてくることは、プレーの質を根本から変えるチャンスでもあります。
トータルコンディショニングHIGASHIでは、チーム・選手の現場に寄り添いながら、科学的根拠に基づいたフィジカルサポートを提供しています。
◆フィジカルトレーニング
─ 年代・競技・ポジションに応じた目的別プログラムで、基礎力から実戦応用までをトータルサポート。
◆フィジカルテスト
─ スプリント・ジャンプ・アジリティ・筋力などの数値化を通じて、現状把握と個別指導に役立つデータを提供。
◆トレーナー帯同
─ 試合・合宿・遠征先でのケア、テーピング、ウォーミングアップ、リカバリー対応まで、現場対応が可能。
◆GPSデータ分析
─ データに基づいたポジション別の運動量評価や、試合後の個別フィードバックを提供。
アスリートの「今」に目を向け、「未来」の成長をサポートするために。フィジカル強化やケガ予防に関するお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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