【第6回】ジャンプ力だけでは測れない

パワー測定の真の意味
「パワーがある」と言うと、多くの人は“ジャンプが高い”とか“キックが強い”といった単純な出力の大きさをイメージします。しかし、トータルコンディショニングHIGASHIでは、パワーを「試合の中で使える爆発力」として定義し、その本質を2つのテストから読み取ります。
ひとつは「5ステップジャンプ」。助走を含めた5歩の跳躍距離から、下肢の連動性や爆発的な筋出力、バランスを評価します。ここで重要なのは“距離”だけでなく、“動きの美しさ”や“無駄のなさ”。フォームが崩れていては実戦で活かせないパワーとなるため、距離と動作の両面を観察します。
もうひとつは「ロングキック」。これは単に遠くへ蹴る能力ではなく、“体幹から足先まで”を一連の動作として使えるかを測る指標です。キック力だけでなく、助走のリズムや軸足の安定性、上半身の使い方も含めてチェックされます。
このように、パワー系の評価は「どれだけ力を出せるか」ではなく、「どうやって力を出しているか」が問われるのです。だからこそ測定と同時にフォームの質にも着目し、選手の“使えるパワー”を育てていきます。
数値に出にくい能力だからこそ、定期的にテストを行い、小さな変化を見逃さず、積み重ねていくことが大切です。
トータルコンディショニングHIGASHIでは、チーム・選手の現場に寄り添いながら、科学的根拠に基づいたフィジカルサポートを提供しています。
◆フィジカルトレーニング
─ 年代・競技・ポジションに応じた目的別プログラムで、基礎力から実戦応用までをトータルサポート。
◆フィジカルテスト
─ スプリント・ジャンプ・アジリティ・筋力などの数値化を通じて、現状把握と個別指導に役立つデータを提供。
◆トレーナー帯同
─ 試合・合宿・遠征先でのケア、テーピング、ウォーミングアップ、リカバリー対応まで、現場対応が可能。
◆GPSデータ分析
─ データに基づいたポジション別の運動量評価や、試合後の個別フィードバックを提供。
アスリートの「今」に目を向け、「未来」の成長をサポートするために。フィジカル強化やケガ予防に関するお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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