トータルコンディショニングHIGASHI|鹿児島県鹿児島市

あなたの『カッコいい』を創る場所。 元Jリーグトレーナーがあなたのカラダ未来をかえるお手伝い。

  • topbaner2
  • topbaner1

【第9回】個別対応トレーニングの組み立て方(GPSコラム)

ChatGPT Image 2025年6月12日 19_07_31_コピー

データ×現場感の融合
GPSデータを活用したフィジカル指導の本質は、「個別最適化」にあります。チーム全体で同じメニューをこなすだけでは、選手それぞれの課題には対応しきれません。データを軸にしながら、“現場で見て感じる”情報と組み合わせて、選手に最適なトレーニングを組み立てていく。それが私たちのアプローチです。

たとえば、試合でスプリント回数が多いにもかかわらず、トップスピードに到達できない選手がいたとします。GPSでは「頻度」や「最大速度」は見えても、その背景にあるフォームの崩れや力の使い方まではわかりません。そこで現場での観察が重要になります。「上体のブレが大きい」「股関節が抜けている」など、実際の動きの癖を踏まえて、個別トレーニングへと落とし込むのです。

逆に、データから“意外な課題”が見つかるケースもあります。ある選手は一見するとよく動いている印象がありましたが、GPSでは高強度走行比率が極端に低いことが判明。映像を確認すると、試合中の多くの移動が「中途半端なジョグ」だったことがわかりました。この場合は、“切り替えの意識”と“強度の出し方”をテーマにしたメニューを設計し、意識改革からスタートしました。

このように、GPSデータ=数値+映像+観察の組み合わせで、選手の本質的な動き方に迫ることができます。そして、それをもとに「何を伸ばすか」を明確にしたうえで、選手の性格やポジション、疲労度も加味しながら個別のフィジカルプランを作っていきます。

重要なのは、数字だけに振り回されないこと。現場感覚と照らし合わせることで、データはただの“結果”ではなく、“気づきのヒント”になります。

GPSを使いこなすとは、「見える数字」を「動かす力」に変えること。そのためには、個別対応の視点を持つことが、チーム全体の底上げにもつながる鍵になるのです。


仲間がデバイスをつける。ここでのコミュニケーションが大きい。一言アドバイス。
IMG_2100_コピー

トータルコンディショニングHIGASHIができること

トータルコンディショニングHIGASHIでは、チーム・選手の現場に寄り添いながら、科学的根拠に基づいたフィジカルサポートを提供しています。

◆フィジカルトレーニング
─ 年代・競技・ポジションに応じた目的別プログラムで、基礎力から実戦応用までをトータルサポート。

◆フィジカルテスト
─ スプリント・ジャンプ・アジリティ・筋力などの数値化を通じて、現状把握と個別指導に役立つデータを提供。

◆トレーナー帯同
─ 試合・合宿・遠征先でのケア、テーピング、ウォーミングアップ、リカバリー対応まで、現場対応が可能。

◆GPSデータ分析
─ データに基づいたポジション別の運動量評価や、試合後の個別フィードバックを提供。

アスリートの「今」に目を向け、「未来」の成長をサポートするために。フィジカル強化やケガ予防に関するお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

現在サポートチーム
・神村学園高等部 男子サッカー部
・神村学園中等部 男子サッカー部
・鹿児島工業高校 バレー部
・米子北高校 サッカー部(鳥取県)
・宇部鴻城高校 サッカー部(山口県)
・筑紫中央高校 サッカー部(福岡県)
・神村学園 女子バスケ部

 

▶お問い合わせ・ご相談は
《トータルコンディショニングHIGASHI》公式サイトよりご連絡いただけます。



Your body can move
 

身体を変える・未来が変わる
トータルコンディショニングHIGASHI
2025年07月18日 00:00