【第2回】怪我を予防する体づくり(バスケフィジカル コラム)

バスケ選手の基礎フィジカル強化
バスケット選手に多い怪我のひとつが足首の捻挫です。ジャンプ後の着地やディフェンス中の切り返しで足をひねり、靭帯を痛めてしまう選手が後を絶ちません。実はこれらの多くは「運が悪かった」わけではなく、フィジカルの弱点が原因で起きています。
足首の捻挫が多い選手は、着地動作でのバランス能力不足や足関節の柔軟性不足、股関節・体幹の筋力不足を抱えていることが多いのです。つまり、足首だけでなく、股関節・体幹・足関節と連動したトレーニングで身体全体を支える力を育てることが、怪我の予防に繋がります。
膝の痛み(オスグッド・ジャンパー膝など)も同様です。膝だけに負担がかかる動作をしていると、いずれ痛みとなって現れます。膝の怪我予防には「股関節優位の動き」が重要であり、スクワットやランジ動作で股関節を使う練習、柔軟性向上、体幹の安定性強化がカギになります。
怪我を防ぎながらパフォーマンスを高めるためには、日頃からの基礎的なフィジカルトレーニングが必要です。スクワット、ランジ、ヒップリフトなどの動作を正確に行いながら、バスケ特有の動きであるジャンプ・切り返し時に正しいフォームを維持できる体づくりを進めることが、怪我予防と競技力向上の両方に繋がります。
また、補強トレーニングは「できるだけ早い時期からの習慣化」が重要です。週に1〜2回の頻度でも継続することで、フォームの安定性や筋力バランスが整い、怪我の少ない動ける身体が育っていきます。
トータルコンディショニングHIGASHIでは、選手ごとの身体の特徴や成長段階に合わせて、怪我を予防しながらパフォーマンスを高めるためのフィジカルトレーニングプログラムを提供しています。
興味がある方は、一度ご相談ください。
股関節優位のトレーニング(体の使い方が大事)
トータルコンディショニングHIGASHIができること
◆フィジカルトレーニング
─ 年代・競技・ポジションに応じた目的別プログラムで、基礎力から実戦応用までをトータルサポート。
◆パーソナルトレーニング
─ 選手一人ひとりの課題や目標に合わせた個別指導を行い、フォーム改善から体力強化までオーダーメイドで対応。
◆フィジカルテスト
─ スプリント・ジャンプ・アジリティ・筋力などの数値化を通じて、現状把握と個別指導に役立つデータを提供。
◆トレーナー帯同
─ 試合・合宿・遠征先でのケア、テーピング、ウォーミングアップ、リカバリー対応まで、現場対応が可能。
◆GPSデータ分析
─ データに基づいたポジション別の運動量評価や、試合後の個別フィードバックを提供。
アスリートの「今」に目を向け、「未来」の成長をサポートするために。フィジカル強化やケガ予防に関するお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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