【第6回】バスケ選手に必要な体幹トレーニング(バスケフィジカル コラム)

動作中の姿勢を安定させる
バスケットボールは、急停止・急加速・切り返し・ジャンプ・着地・コンタクトプレーと、多彩な動作が要求されるスポーツです。これらの動作を安定させ、怪我を防ぎながらパフォーマンスを高める鍵となるのが体幹(コア)の強さと使い方です。
体幹トレーニングというと、多くの選手が「腹筋運動」をイメージしがちですが、競技力向上に直結する体幹トレーニングは単なる腹筋運動とは異なります。バスケで求められる体幹の力は 「動作中の姿勢を安定させる力」 であり、プレー中に重心をコントロールしながら素早く動くために必要不可欠です。
例えば、ドライブ中に相手と接触してもブレずにフィニッシュできる選手、ディフェンスでスライド中にすぐ反応できる選手は、体幹が強く安定しています。逆に、コンタクトでバランスを崩したり、切り返し時に大きく姿勢が乱れる選手は、体幹の弱さが動きの質を下げている可能性があります。
バスケ選手に必要な体幹トレーニングには、以下のポイントがあります。
① 安定性の向上(静的安定)
プランク、サイドプランクなどで体幹を固定する力を養うことは基本です。まずは自重で正しい姿勢を維持できることを目指します。
② 動作中の安定性(動的安定)
バスケの動作は動きながら姿勢を保つ必要があります。片脚スクワット、ランジツイスト、パワーポジションでの体幹保持練習など、動きの中で体幹を安定させるトレーニングが重要です。
③ 股関節・肩甲帯との連動
体幹は単独で機能するものではなく、股関節・肩甲帯と連動して初めて効果を発揮します。スクワットやジャンプ動作中に体幹を意識することが、競技力向上に繋がります。
週に1〜2回の体幹トレーニングを継続的に行うことで、試合中のプレー精度が高まり、コンタクトプレーや切り返し時の安定感が格段に向上します。
トータルコンディショニングHIGASHIでは、試合で活躍できる体幹強化プログラムをポジション別・成長段階別に提供しています。
動きの質を高めたい選手は、一度ご相談ください。
色んなシチュエーションでコアトレーニングを実施
トータルコンディショニングHIGASHIができること
トータルコンディショニングHIGASHIでは、チーム・選手の現場に寄り添いながら、科学的根拠に基づいたフィジカルサポートを提供しています。
◆フィジカルトレーニング
─ 年代・競技・ポジションに応じた目的別プログラムで、基礎力から実戦応用までをトータルサポート。
◆パーソナルトレーニング
─ 選手一人ひとりの課題や目標に合わせた個別指導を行い、フォーム改善から体力強化までオーダーメイドで対応。
◆フィジカルテスト
─ スプリント・ジャンプ・アジリティ・筋力などの数値化を通じて、現状把握と個別指導に役立つデータを提供。
◆トレーナー帯同
─ 試合・合宿・遠征先でのケア、テーピング、ウォーミングアップ、リカバリー対応まで、現場対応が可能。
◆GPSデータ分析
─ データに基づいたポジション別の運動量評価や、試合後の個別フィードバックを提供。
アスリートの「今」に目を向け、「未来」の成長をサポートするために。フィジカル強化やケガ予防に関するお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
現在サポートチーム
・神村学園高等部 男子サッカー部
・神村学園中等部 男子サッカー部
・鹿児島工業高校 バレー部
・米子北高校 サッカー部(鳥取県)
・宇部鴻城高校 サッカー部(山口県)
・筑紫中央高校 サッカー部(福岡県)
・神村学園 女子バスケ部
▶お問い合わせ・ご相談は
《トータルコンディショニングHIGASHI》公式サイトよりご連絡いただけます。
Your body can move
トータルコンディショニングHIGASHI