トータルコンディショニングHIGASHI|鹿児島県鹿児島市

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【第5回】フィジカルの土台は“体幹”ではない(サッカーフィジカル コラム)

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“まず体幹を鍛える”は半分正解。

トレーニング指導の現場でよく耳にするのが「まずは体幹から鍛えましょう」という言葉。もちろん体幹は重要なパーツですが、それを“すべての基礎”と考えてしまうのは少しズレています。

実は本当に大事なのは、「全身で連動して力を発揮する能力」です。これが欠けていると、いくら体幹だけを鍛えても、競技の中でその力をうまく発揮できません。

体幹とは、胴体まわりの筋肉群を指しますが、これをいくら鍛えても四肢(手足)との“つながり”が弱ければ意味がありません。サッカーやバスケットボールのような動きの多いスポーツでは、上半身・体幹・下半身がスムーズに連動し、必要な方向に一瞬で力を伝える必要があります。

たとえば、ターン動作で素早く切り返す場面。足の力だけで方向転換するのではなく、骨盤や胸郭のひねり、腕の振り、腹筋や背筋のコントロールが一体となって動きます。この“全身での連動”がうまくいっていないと、動きが遅れたり、力が逃げたりしてしまうのです。

つまり、アスリートに本当に必要なのは、以下の3つの要素です:

① 各パーツが個別にしっかり動く「可動性」
② 中心と末端をつなぐ「安定性」
③ それを“動きの中”で使える「連動性」

この“連動性”こそが、技術やスピード、パワーを発揮するための土台となるのです。

それを養うために効果的なトレーニングとしては、
・デッドバグやバードドッグなどのコントロール系エクササイズ
・ケトルベルスイングやメディシンボールスローのような“全身を一気に使う動作”
・クローリングやジャンプトランジションなどの動きの中での安定性を求める種目

が挙げられます。

「体幹=静止した状態で鍛えるもの」というイメージに囚われすぎず、競技につながる“動ける体幹”を育てる意識が大切です。

体幹トレーニングもやり方で変わる
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トータルコンディショニングHIGASHIができること

トータルコンディショニングHIGASHIでは、チーム・選手の現場に寄り添いながら、科学的根拠に基づいたフィジカルサポートを提供しています。

◆フィジカルトレーニング
─ 年代・競技・ポジションに応じた目的別プログラムで、基礎力から実戦応用までをトータルサポート。

◆フィジカルテスト
─ スプリント・ジャンプ・アジリティ・筋力などの数値化を通じて、現状把握と個別指導に役立つデータを提供。

◆トレーナー帯同
─ 試合・合宿・遠征先でのケア、テーピング、ウォーミングアップ、リカバリー対応まで、現場対応が可能。

◆GPSデータ分析
─ データに基づいたポジション別の運動量評価や、試合後の個別フィードバックを提供。

アスリートの「今」に目を向け、「未来」の成長をサポートするために。フィジカル強化やケガ予防に関するお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

現在サポートチーム
・神村学園高等部 男子サッカー部
・神村学園中等部 男子サッカー部
・鹿児島工業高校 バレー部
・米子北高校 サッカー部(鳥取県)
・宇部鴻城高校 サッカー部(山口県)
・筑紫中央高校 サッカー部(福岡県)
・神村学園 女子バスケ部

 

▶お問い合わせ・ご相談は
《トータルコンディショニングHIGASHI》公式サイトよりご連絡いただけます。



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2025年08月01日 00:00