トータルコンディショニングHIGASHI|鹿児島県鹿児島市

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【第7回】アジリティ=敏捷性ではない(サッカーフィジカル コラム)

ChatGPT Image 2025年7月16日 14_54_19_コピー

減速と再加速の“出力”がアジリティのカギ

「アジリティ」と聞くと、“素早く動く”とか“機敏に反応する”というイメージを持つ選手が多いでしょう。確かに間違いではありませんが、「アジリティ=敏捷性」では本質を見失います。
アジリティには“判断・反応”と“動作の切り返し”の両方が含まれ、特に後者のパフォーマンスは筋力と出力に大きく依存します。

例えば、サイドに振られた時に1対1で抜かれてしまう選手。その原因が「反応が遅い」のではなく、**減速→再加速の力が弱い**だけというケースが非常に多く見られます。

アジリティの動作では、まず**減速(減速フェーズ)でスピードをコントロールし、その後すぐに方向転換→再加速(加速フェーズ)**に移る必要があります。この時、出力(爆発的な力)が不足していると、スムーズに切り返せず「モタつき」が出てしまうのです。

ではアジリティを高めるには、どのようなトレーニングが必要でしょうか?
1.減速の習得
・ディケーラレーションドリル(急停止のコントロール)
・ランジやスプリットスクワットで減速筋(大腿四頭筋など)を強化

2.加速の強化
・スプリント系の加速ドリル
・メディシンボールスローやプライオメトリクス(爆発力)

3.判断スピード × 出力の融合
・ミラードリルやリアクションドリル
・コーンを使ったランダム切り返し

特に育成年代では、“姿勢の崩れたまま方向転換してしまう癖”がつきやすく、膝や足首に過剰なストレスがかかることもあります。
だからこそ、筋力と反応の両方を高めるアプローチが必要なのです。

アジリティは“感覚”だけで伸びるものではありません。
それを支える「減速・加速の筋力」があるからこそ、試合の中でも相手を上回る動きが可能になるのです。



トータルコンディショニングHIGASHIができること

トータルコンディショニングHIGASHIでは、チーム・選手の現場に寄り添いながら、科学的根拠に基づいたフィジカルサポートを提供しています。

◆フィジカルトレーニング
─ 年代・競技・ポジションに応じた目的別プログラムで、基礎力から実戦応用までをトータルサポート。

◆フィジカルテスト
─ スプリント・ジャンプ・アジリティ・筋力などの数値化を通じて、現状把握と個別指導に役立つデータを提供。

◆トレーナー帯同
─ 試合・合宿・遠征先でのケア、テーピング、ウォーミングアップ、リカバリー対応まで、現場対応が可能。

◆GPSデータ分析
─ データに基づいたポジション別の運動量評価や、試合後の個別フィードバックを提供。

アスリートの「今」に目を向け、「未来」の成長をサポートするために。フィジカル強化やケガ予防に関するお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

現在サポートチーム
・神村学園高等部 男子サッカー部
・神村学園中等部 男子サッカー部
・鹿児島工業高校 バレー部
・米子北高校 サッカー部(鳥取県)
・宇部鴻城高校 サッカー部(山口県)
・筑紫中央高校 サッカー部(福岡県)
・神村学園 女子バスケ部

 

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2025年08月05日 00:00