トータルコンディショニングHIGASHI|鹿児島県鹿児島市

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【第10回】フィジカルトレーニングは“技術”を活かすためにある(サッカーフィジカル コラム)

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「動きを作る」のではなく「動きの質を高める」

サッカーや多くの競技で、テクニックの優れた選手が試合の中で存在感を発揮できない場面をよく見かけます。これは単に「調子が悪い」からではなく、動ける体の状態が保てていないことが大きな原因です。
どれほど高い技術を持っていても、ボールに触れるためのポジションに入れない、相手より一歩遅れる、コンタクトで負ける──こうした状況では、その技術を活かす機会すら訪れません。つまり、技術を試合で発揮するためには、まず動きの質体の軸が整っていることが前提条件になります。
「動きの質」とは、無駄な力を使わず、必要な方向へ素早く力を発揮できることを指します。たとえばパスを受ける前の一歩目、守備での寄せ、ターンしてからの加速。これらは単純な筋力や持久力ではなく、全身の連動性と瞬間的な出力の質が問われます。
「体の軸」とは、どんな動作の中でもブレずに力を伝えられる姿勢のことです。これは体幹だけを鍛えても不十分で、下半身・上半身を含めた全身での安定性が必要です。接触プレーや急な方向転換で軸が崩れると、動作が遅れるだけでなくケガのリスクも高まります。
フィジカルトレーニングは、この「動きの質」と「軸」を同時に高めるために存在します。単に筋肉を大きくすることが目的ではなく、競技の中で必要な動作を効率よく、繰り返し発揮できる体を作ることが本質です。
例えば、スクワットやヒップスラストなどの基礎的な下半身強化は、スプリントやジャンプの出力向上に直結します。さらに、ラテラルランジやメディシンボールスローといった全身連動の動きは、実戦での切り返しやパス・シュート動作を安定させます。
一方で、動ける体を作るためには「やりすぎ」も禁物です。過剰な筋肥大や可動域の低下は、かえって動きの質を損ない、技術発揮の邪魔になる場合があります。重要なのは、ポジションやプレースタイル、課題に合わせてメニューを設計することです。
結局のところ、動ける選手=活きる選手です。フィジカルトレーニングはあくまで技術を最大限に発揮させるための土台作り。その本質を理解し、練習や試合で結果につながる体づくりを行うことが、選手の価値を何倍にも高めます。

股関節を意識して使えるようにする
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トータルコンディショニングHIGASHIができること

トータルコンディショニングHIGASHIでは、チーム・選手の現場に寄り添いながら、科学的根拠に基づいたフィジカルサポートを提供しています。

◆フィジカルトレーニング
─ 年代・競技・ポジションに応じた目的別プログラムで、基礎力から実戦応用までをトータルサポート。

◆フィジカルテスト
─ スプリント・ジャンプ・アジリティ・筋力などの数値化を通じて、現状把握と個別指導に役立つデータを提供。

◆トレーナー帯同
─ 試合・合宿・遠征先でのケア、テーピング、ウォーミングアップ、リカバリー対応まで、現場対応が可能。

◆GPSデータ分析
─ データに基づいたポジション別の運動量評価や、試合後の個別フィードバックを提供。

アスリートの「今」に目を向け、「未来」の成長をサポートするために。フィジカル強化やケガ予防に関するお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

現在サポートチーム
・神村学園高等部 男子サッカー部
・神村学園中等部 男子サッカー部
・鹿児島工業高校 バレー部
・米子北高校 サッカー部(鳥取県)
・宇部鴻城高校 サッカー部(山口県)
・筑紫中央高校 サッカー部(福岡県)
・神村学園 女子バスケ部

 

▶お問い合わせ・ご相談は
《トータルコンディショニングHIGASHI》公式サイトよりご連絡いただけます。



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2025年08月11日 00:00