トータルコンディショニングHIGASHI|鹿児島県鹿児島市

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スポーツ障害を減らす考え方 ①

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ケガを防ぐために練習量を減らす?フィジカルコーチが考える適切な負荷のかけ方

「ケガをしないためには、練習量を減らした方がいいのでしょうか?」

スポーツに取り組む選手や保護者、指導者にとって、練習量とケガの関係は気になる問題だと思います。

確かに、過度な練習やトレーニングは身体への負担を大きくします。しかし、練習量を減らすことだけが、スポーツ障害を防ぐ方法ではありません。

私がフィジカルトレーニングで大切にしているのは、負荷を避けることではなく、競技に必要な負荷に対応できる身体をつくることです。
 

身体を強くするためには、適切な負荷が必要

筋力や持久力、スピードなどの身体能力は、トレーニングによる刺激を積み重ねることで向上します。

筋力を高めるためには、筋肉に必要な負荷をかける。最高速度を高めるためには、実際に高い速度で走る。高強度の動きを繰り返す能力を高めるためには、その能力に応じたトレーニングを行う。

身体は、こうした刺激を受けながら少しずつ適応していきます。

一方で、回復が追いつかない状態で負荷をかけ続ければ、疲労が蓄積し、スポーツ障害につながる可能性があります。

重要なのは、練習量の多い・少ないだけで判断するのではなく、今の選手に対して、その負荷が適切なのかを考えることです。
 

同じ練習でも、選手によって身体への負担は違う

例えば、チーム全員で同じ距離のランニングを実施したとします。

設定された速度を余裕を持って維持できる選手もいれば、毎回限界に近い状態で走っている選手もいます。

走行距離や本数が同じでも、身体への負担は同じではありません。

筋力や持久力、トレーニング経験、成長段階によっても、負荷への対応は変わります。

特に成長期の選手では、身長や体重の変化によって、これまで問題なく行えていた運動に負担を感じる場合もあります。

私は、設定したメニューを最後までこなせたかだけでなく、速度の低下や動きの変化、疲労の状態なども確認するようにしています。

メニューを達成したことと、その負荷が適切だったことは、必ずしも同じではありません。
 

練習量だけでなく、負荷の変化を考える

スポーツ障害を考えるうえで注意したいのが、練習量や強度の急激な変化です。

例えば、長期間休んでいた選手が、復帰直後から以前と同じ練習量に戻る。オフ期間に運動量が少なかった選手が、新シーズンから急に高強度の練習を始める。

こうした場面では、それまで身体が経験していた負荷と、新しく求められる負荷に大きな差が生まれます。

また、同じ60分の練習でも、ジョギング中心なのか、スプリントや方向転換を繰り返す内容なのかによって、身体への負担は異なります。

そのため、練習時間だけでなく、走行距離、スプリント回数、運動強度、試合への出場時間なども確認する必要があります。

ただし、数値だけでケガの危険性を判断できるわけではありません。

選手自身が感じている疲労や痛み、睡眠、回復の状態なども含めて考えることが重要です。
 

試合で必要な強度を、普段から経験しているか

サッカーでは、加速、減速、方向転換、スプリントなどの高強度動作が繰り返されます。

普段のトレーニングで低い速度のランニングばかり行っている選手が、試合で突然全力のスプリントを求められれば、その強度に対する準備が十分ではない可能性があります。

だからといって、毎日全力で走らせればいいわけではありません。

最高速度を高めるトレーニング。

高い速度で走る量を確保するトレーニング。

高強度の動きを繰り返すトレーニング。

それぞれの目的を明確にし、試合日程や疲労の状態に応じて組み合わせる必要があります。

また、選手が設定された速度を維持できなくなった場合には、本数や休息時間を調整することもあります。

反対に、余裕を持って対応できるようになれば、目的に応じて負荷を高めていくことも必要です。

試合で求められる強度を、普段のトレーニングから計画的に経験させること。

競技力を高めるうえでも、身体への負担を考えるうえでも、大切な視点だと考えています。
 

まとめ|ケガを減らすことも、トレーニングの設計

スポーツ障害を完全に防ぐことはできません。

また、繰り返し加わる負荷によって生じるスポーツ障害と、接触や転倒などで突然発生するスポーツ外傷では、発生の仕組みも異なります。

それでも、日頃から身体の状態を確認し、適切なトレーニングを積み重ねることで、ケガのリスクを減らせる可能性があります。

練習量を減らすことが必要な時もあります。しかし、負荷を避け続けるだけでは、競技に必要な身体能力は十分に高まりません。

大切なのは、何のために、どの程度の負荷をかけるのかを明確にすること。

そして、選手がその負荷に対応できているかを確認しながら、必要な能力を段階的に高めていくことです。

ケガのリスクを減らすことも、競技力を高めることも、日々のトレーニングをどう設計するかによって変わってきます。

それが、私の考えるフィジカルトレーニングです。




トータルコンディショニングHIGASHIができること

トータルコンディショニングHIGASHIでは、チーム・選手の現場に寄り添いながら、科学的根拠に基づいたフィジカルサポートを提供しています。
◆フィジカルトレーニング
─ 年代・競技・ポジションに応じた目的別プログラムで、基礎力から実戦応用までをトータルサポート。

◆パーソナルトレーニング
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◆フィジカルテスト
─ スプリント・ジャンプ・アジリティ・筋力などの数値化を通じて、現状把握と個別指導に役立つデータを提供。

◆トレーナー帯同
─ 試合・合宿・遠征先でのケア、テーピング、ウォーミングアップ、リカバリー対応まで、現場対応が可能。

◆GPSデータ分析
─ データに基づいたポジション別の運動量評価や、試合後の個別フィードバックを提供。

アスリートの「今」に目を向け、「未来」の成長をサポートするために。フィジカル強化やケガ予防に関するお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。


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2026年10月11日 00:00