トータルコンディショニングHIGASHI|鹿児島県鹿児島市

あなたの『カッコいい』を創る場所。 元Jリーグトレーナーがあなたのカラダ未来をかえるお手伝い。

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現場で感じたこと ①

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フィジカルトレーニングは、全員に同じことをさせればいいのか?

チームでフィジカルトレーニングを行う場合、20人、30人、時にはそれ以上の選手を同時に指導することがあります。

当然、全員が同じメニューに取り組む場面もあります。

しかし、同じメニューを実施しているからといって、全員に同じ効果が得られるわけではありません。

筋力、走力、身体の使い方、これまでのトレーニング経験。選手によって現在の能力は異なります。

私がチームを指導する際に大切にしているのは、全員に同じことをさせるかどうかではなく、そのトレーニングによって、選手の何を変えようとしているのかという視点です。
 

チーム全体で取り組む意味

フィジカルトレーニングでは、個人の能力に合わせた指導が重要だと言われます。

もちろん、それは間違いではありません。

ただ、チームスポーツでは、すべてを個別メニューにすればいいというわけでもありません。

チーム全体で取り組むことにも、大きな意味があります。

例えば、サッカーでは試合中に高いスピードで走る能力や、強度の高い動きを繰り返す能力が求められます。

そのため、チームとして目指す身体能力の基準を設定し、全員で取り組む必要があります。

私は、選手によって能力が違うからといって、最初から目標そのものを下げることが適切だとは考えていません。

目指す基準は共有する。その基準に到達するための方法を調整する。

この考え方が、チーム指導では重要になります。
 

同じ68mでも、選手によって負荷は違う

例えば、68mを10秒以内で走るトレーニングを設定したとします。

この設定は、平均速度にすると約24.48km/hです。

最高速度が30km/hを超える選手と、25km/h程度の選手では、同じ10秒でも身体にかかる負荷は異なります。

さらに、1本目は余裕を持って走れても、4本目、5本目になると速度を維持できなくなる選手もいます。

ここで確認したいのは、単に設定タイムを達成した人数だけではありません。

何本目から速度が落ちたのか。

セットが変わると走力が低下するのか。

学年や選手によって、達成状況にどのような違いがあるのか。

こうした結果を見ることで、トレーニングの設定が現在の選手に合っているかを判断できます。

例えば、設定速度を維持できない選手が多ければ、すぐに速度を下げるのではなく、本数や休息の取り方を調整する方法もあります。

求める強度を維持しながら、実施できる量を調整する。

これは、私がトレーニングを設計するうえで大切にしている考え方の一つです。
 

数値が良くても、課題がないとは限らない

フィジカルテストやGPSデータを見る際にも、同じことが言えます。

例えば、試合中の走行距離が十分に確保できているチームでも、最高速度やスプリント回数が不足している場合があります。

そのようなチームに対して、さらに走行距離を増やすトレーニングが必要なのか。

私は、そこを考えます。

走る量が確保できているのであれば、次に必要なのは、高い速度まで引き上げる能力かもしれません。

あるいは、その速度で走る機会を増やすことや、高速での走行を繰り返す能力かもしれません。

もちろん、GPSデータだけで原因を断定することはできません。フィジカルテストや実際の動き、試合で求められる役割なども合わせて確認する必要があります。

重要なのは、数値が高いか低いかだけで判断しないことです。

その数値が何を示していて、次に何を改善する必要があるのか。

そこまで考えることが、フィジカルコーチの役割だと考えています。
 

トレーニングの量を増やす前に考えること

選手の能力が思うように向上しない時、練習量を増やすという選択肢があります。

しかし、量を増やせば必ず能力が高まるわけではありません。

最高速度を高めたいのであれば、十分な速度を発揮できる状態で走る必要があります。

筋力を高めたいのであれば、目的に応じた負荷設定が必要です。

疲労によって動作の質が大きく低下している場合には、休息を確保することが優先される場合もあります。

同じ30分のトレーニングでも、何を目的に、どのような負荷を与えるかによって内容は大きく変わります。

だからこそ、メニューを増やす前に、現在行っているトレーニングが目的に合っているかを確認することが大切です。
 

まとめ|同じメニューでも、指導の中身は変えられる

チーム全体で共通のトレーニングを行うことと、選手一人ひとりの状態を考えることは、決して矛盾しません。

全員で目指す基準を共有しながら、現在の能力に応じて負荷や本数、休息時間などを調整する。

そして、実施した結果を次のトレーニングに反映する。

これはチーム指導だけでなく、パーソナルトレーニングでも共通する考え方です。

私が大切にしているのは、特別なメニューを数多く用意することではありません。

今の選手に何が必要なのかを見極め、その能力を高めるためのトレーニングを組み立てること。

同じメニューを実施していても、指導する側が何を見て、どう判断するかによって、トレーニングの中身は変わります。

フィジカルトレーニングは、単に身体を動かす時間ではありません。

身体能力を変えるために、必要な刺激を考え、積み重ねていくもの。

その考え方を、これからも日々の指導で大切にしていきたいと思います。


 

トータルコンディショニングHIGASHIができること

トータルコンディショニングHIGASHIでは、チーム・選手の現場に寄り添いながら、科学的根拠に基づいたフィジカルサポートを提供しています。
◆フィジカルトレーニング
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◆パーソナルトレーニング
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◆フィジカルテスト
─ スプリント・ジャンプ・アジリティ・筋力などの数値化を通じて、現状把握と個別指導に役立つデータを提供。

◆トレーナー帯同
─ 試合・合宿・遠征先でのケア、テーピング、ウォーミングアップ、リカバリー対応まで、現場対応が可能。

◆GPSデータ分析
─ データに基づいたポジション別の運動量評価や、試合後の個別フィードバックを提供。

アスリートの「今」に目を向け、「未来」の成長をサポートするために。フィジカル強化やケガ予防に関するお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。


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・佐賀東高校サッカー部(佐賀県)
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2026年10月18日 00:00