トータルコンディショニングHIGASHI|鹿児島県鹿児島市

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第1回:アスリートに必要な三大栄養素(アスリート栄養学 コラム)

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アスリートがパフォーマンスを最大限に発揮するためには、日々のトレーニングだけでなく、栄養面の管理も欠かせません。中でも基本となるのが「三大栄養素」である炭水化物・タンパク質・脂質です。この3つのバランスが、エネルギー供給、身体の回復、筋肉の維持において大きな役割を果たしています。
 
■ 炭水化物(Carbohydrate)
炭水化物はアスリートの「ガソリン」と言われ、最も重要なエネルギー源です。運動中のエネルギーとして即座に利用され、筋グリコーゲンとして筋肉に蓄えられます。炭水化物が不足すると、パフォーマンスが低下し、疲労が早く訪れます。ごはん、パン、麺類、果物などを、練習前後や日常の食事でしっかり摂ることが大切です。
■ タンパク質(Protein)
タンパク質は筋肉の修復・成長に欠かせない「構造材」です。トレーニングによって傷ついた筋繊維を修復し、より強く成長させるために必要です。また、免疫力の維持にも関与しています。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などを、1日に体重1kgあたり1.5~2.0gを目安に摂取することが望ましいとされています。特にトレーニング直後の摂取はゴールデンタイムと言われ、吸収率が高まります。
■ 脂質(Fat)
脂質は悪者と思われがちですが、ホルモン合成やビタミンの吸収、持久性エネルギー源として重要な役割を持っています。運動時間が長くなるほど、脂質を効率的に使う能力も必要です。アボカド、ナッツ、オリーブオイル、青魚に含まれる不飽和脂肪酸を意識して取り入れましょう。ただし、過剰摂取には注意が必要です。

 
栄養の基本は「バランス」です。極端な糖質制限や偏った食事法では、アスリートの身体は本来の力を発揮できません。三大栄養素を自分の競技特性やトレーニング量に合わせて、適切なタイミングと量で摂取することが、長期的な成長とケガ予防につながります。
 
次回は「試合前後の食事戦略」について解説します。お楽しみに!

 

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身体を変える・未来が変わる
トータルコンディショニングHIGASHI
2024年05月19日 00:00

トレーナー帯同 JFAプレミアリーグ

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サポートチーム(神村学園サッカー部)のトレーナー帯同してきました。
今回はJFAプレミアリーグ。vs東福岡高校(アウエイ)

テーピング、ウォーミングアップ、傷害予防、リハビリ、クールダウン、ケア
などサポートしました(^^)

私が約11年間お世話になったチーム。
私の基盤を作ってくれたチーム。
そのチームと対戦できる喜び。


結果は0-1負け
雨の中で難しい試合展開。
ホームでは負けんぞ。

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トータルコンディショニングHIGASHIでは県内外での部活動で
・トレーナー帯同
・フィジカル指導
・ケガの治療  
      ・コンディショニング指導  
を実施しています。

“チームを強くしたい”
"練習メニューを見直したい”
“ケガの治療をサポートしてほしい”
そんなチームの指導者の方はぜひお気軽お問い合わせください。


現在契約チーム

・神村学園高等部 男子サッカー部 
・神村学園中等部 男子サッカー部 
・鹿児島工業高校 バレー部    
・米子北高校 サッカー部 (鳥取県) 
・宇部鴻城高校 サッカー部(山口県) 
・筑紫中央高校 サッカー部(福岡県) 






身体を変える・未来が変わる
トータルコンディショニングHIGASHI

2024年05月13日 00:00

第10回:戦略的休養の設計と応用(アスリート休養学 コラム)

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〜“休む日”を、パフォーマンスの起点に〜

これまでの9回で、睡眠・食事・メンタル・チーム設計など、休養に関わる多角的なテーマを解説してきました。
最終回となる今回は、それらを総合的に活用する「戦略的休養」の考え方を紹介します。

「頑張る日」と「休む日」を設計することで、年間を通じてパフォーマンスを最大化することが可能になります。

■ 戦略的休養とは?

“調子が悪くなったから休む”ではなく、“良い状態を保つために計画的に休む”という考え方です。
これは「予防的コンディショニング」の一環であり、近年ではプロアスリートの世界でも当たり前のように導入されています。

例:
 ・大会翌日は「完全休養日」として設定

 ・合宿明けや連戦中は「強度を落とした調整日」を挿入

 ・月1回は「身体と心のリセット日」としてリカバリーに集中

■ ピリオダイゼーションと休養の設計

年間・月間・週間のトレーニング計画の中に**「休養ブロック」**を明確に入れましょう。

年間計画での休養
・試合期:練習量を落とし、疲労を残さず本番へ
・移行期:2週間〜1か月程度の軽運動期を設ける
・強化期:週1の完全休養+週中の調整日で回復管理

週間計画での休養
・ハードなトレーニングの翌日は「軽負荷+回復メニュー」
・週1回のオフ日は、睡眠・食事・リラックスに集中

・「午前練のみ→午後オフ」など半休戦略も有効

■ 忙しい中高生でも実践できる「休養習慣」
・毎日同じ時間に寝て、7時間以上の睡眠を確保

・トレーニング後は必ず栄養補給と軽いストレッチ

・定期的にスマホやSNSから距離を取る「デジタル休養」

・「今日は疲れてる」と感じたら、無理せず強度を調整

「休むことは悪いこと」ではなく、「パフォーマンスを上げる戦略」として捉えることが大切です。

■ まとめ
 ・戦略的休養は“事前に組み込む”からこそ意味がある

 ・年間・月間・週間の単位で「回復のタイミング」を設計する

 ・成長を加速させるのは、頑張った“後”の休み方次第
 ・「よく休める選手」が「よく伸びる選手」

【おわりに】
10回にわたり、休養学の知識と実践ポイントをお届けしてきました。
“頑張るだけの選手”ではなく、“回復をマネジメントできる選手”が今後の勝負を制します。
これらの内容が、日々のパフォーマンスと人生の健康に少しでも役立てば幸いです。


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身体を変える・未来が変わる
トータルコンディショニングHIGASHI

 

2024年03月03日 00:00

第9回:チームスポーツにおける休養の考え方と共有(アスリート休養学 コラム)

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〜“個の回復”から“チームの回復文化”へ〜

個人競技と異なり、チームスポーツでは選手全員のコンディションが連動しています。
誰か一人の疲労が蓄積しても、チーム全体のリズムや連携が崩れてしまう――それがチーム競技の難しさであり、面白さでもあります。

その中で重要になるのが「チームとしての休養の設計と共有」です。
今回は、全員で“高いコンディション”を保つための視点と工夫を紹介します。

■ 「休養の共有」がもたらす3つのメリット

① パフォーマンスの安定

一部の選手の疲労や故障が、他ポジションや連携の崩れに繋がるのを防げます。

② モチベーションの維持

「誰かが無理しているから自分も」といった連鎖を断ち切り、健康的な競争環境を作れます。

③ チーム文化の健全化

「休む=悪」ではなく、「休む=準備」と捉える文化が広がることで、長期的に強いチームが育ちます。

■ チーム単位で行うべき休養の工夫
・定期的な「リカバリーデー(完全休養日)」を全員で設定する

・トレーニング後に全員でストレッチやリカバリーを行う時間を確保

・チーム全体で「睡眠・食事・疲労度チェック」を共有・記録する

・連戦後や合宿明けに、練習の強度を個別調整するフレキシブルな設計

重要なのは、“個々の疲労”を“チーム全体のコンディション”として扱う視点です。

■ 指導者が果たすべき役割
・「声を出していない」「元気がない」といった小さな変化を見逃さない観察力

・体調の悪い選手に「無理をさせない」「勇気を持って外す」判断力

・チーム全員に「休養も戦術の一部」と伝える明確なメッセージ

「練習させないこと」に勇気がいるのは当然です。
しかし、一人の選手の“無理”が、全体を崩すリスクになることを忘れてはいけません。

■ まとめ
・チームスポーツでは「休養の質」が全体のパフォーマンスに直結する

・休養は個人任せではなく、「チームでデザイン」すべきもの

・指導者の観察力・判断力が、休養の質を左右する

・“休ませること”もまた、強いチームを作るための戦略

【次回予告】
第10回では、休養学のまとめとして「戦略的休養の設計と応用」について解説し、年間計画やシーズン制の中での休養の位置づけを明確にしていきます。


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2024年02月25日 00:00

第8回:オーバートレーニング症候群と疲労蓄積のサイン(アスリート休養学 コラム)

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〜気づけるかどうかが、すべてを分ける〜

「最近なんだか調子が出ない」「前より走れない」「気持ちも乗らない」・・・
そんなとき、まず疑うべきなのが「疲労の蓄積」です。

アスリートにとって、頑張ること=正義になりやすい環境があります。
しかし、過度な努力が回復を超えてしまうと、逆にパフォーマンスは低下します。
それが「オーバートレーニング症候群」です。

■ オーバートレーニング症候群とは?

明確な医学的疾患ではありませんが、以下のような症状が継続的に現れる状態を指します。
・トレーニングしても成果が出ない/むしろ落ちている

・疲労感が抜けない/朝起きられない

・動悸や息切れが起きやすい

・食欲が落ちる/睡眠の質が悪い

・すぐにイライラする/無気力になる

・ケガを繰り返す

これらの症状が続く場合、「根性不足」や「メンタルの問題」ではなく、体のSOSと捉える必要があります。

■ 原因は「回復の軽視」
・トレーニングの頻度や強度が高すぎる

・休養日がない/睡眠不足が続く

・栄養不足(特にエネルギーと鉄分)

・精神的ストレス(学校・人間関係など)

「疲れが取れない」のではなく、「回復できる時間と環境がない」のが最大の問題です。


■ 対応策:まず“止める”こと
早期対応が最も大切です。以下の対策を取りましょう:
・1〜3日間は完全休養日を設ける

・睡眠時間を優先的に確保(8時間以上)

・エネルギーと鉄分を中心に栄養強化

・強度を落とした「軽めの練習」に切り替える

トレーニングを「続けること」よりも、「長く続けられる体を保つこと」が重要です。

■ 周囲が気づいてあげるべきサイン

選手自身は、状態の悪化に気づけないことが多いため、指導者や保護者が異変に気づくことが必要です。以下の変化に注意しましょう。
・表情が暗い/話しかけにくい雰囲気

・練習中の動きが鈍い/声が出ない

・小さなケガを繰り返す

・練習を極端に嫌がる/無反応になる

こうしたサインは、「練習させれば治る」のではなく、回復を優先する合図として捉えるべきです。


■ まとめ
・オーバートレーニング症候群は「頑張りすぎ」が原因で起こる

・パフォーマンスの低下・感情の乱れ・ケガの頻発がサイン

・回復できる時間・環境・食事・睡眠が足りているかを見直す

・“長く続けるための勇気ある休養”を持つことが大切

【次回予告】
第9回では、チーム全体のリカバリー戦略として、「チームスポーツにおける休養の設計と共有」について解説します。


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2024年02月18日 00:00

第5回:食事と休養の関係(アスリート休養学 コラム)

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〜「何を食べるか」で回復の質が決まる〜

休養というと「睡眠」や「ストレッチ」などが思い浮かびがちですが、実は食事も立派なリカバリー手段のひとつです。
トレーニングや試合によって消耗した体を修復し、次に向けてコンディションを整えるには、「何を、いつ食べるか」が極めて重要です。

今回は、アスリートが知っておくべき「リカバリーフード」とその摂取タイミングについて解説します。

■ 食事は“栄養補給”ではなく“回復作業”

トレーニング後の体は、筋肉の繊維が細かく損傷し、エネルギー源であるグリコーゲンも枯渇しています。
ここで適切な栄養を入れてあげることが、「壊れた体を直す」作業につながるのです。

その意味では、食事は単なる「エネルギー補給」ではなく「修復作業の材料を届ける行為」と言えます。

■ リカバリーフードに必要な3要素

① 炭水化物(糖質)

消費されたエネルギー源(筋肉中のグリコーゲン)を素早く補給する。
例:白ごはん・うどん・バナナ・おにぎり

② タンパク質

筋肉の修復と合成に必要不可欠。
例:鶏肉・卵・納豆・魚・プロテイン

③ 水分・電解質

汗によって失われた水分とミネラル(ナトリウム・カリウムなど)を回復。
例:スポーツドリンク・みそ汁・果物

この3要素がバランスよく摂れる「おにぎり+味噌汁+卵焼き+果物」のような組み合わせが理想的です。

■ 「ゴールデンタイム」を逃さない

トレーニング後30分以内は、「栄養吸収のゴールデンタイム」と言われ、特に炭水化物とタンパク質を同時に摂取すると筋肉の修復がスムーズに進みます。

このタイミングで「軽食+プロテイン」など、消化に優しい食品をとる習慣をつけましょう。

■ 食べない=回復しない

「疲れているから」「食欲がないから」と食事を抜くことは、回復を自ら放棄しているようなもの。
特に成長期の選手にとって、食事は“身体づくりの時間”でもあります。休養と同じくらい、いやそれ以上に、毎日の食事に意識を向けるべきです。

■ まとめ
・食事はトレーニングの一部であり、重要な“回復作業”

・炭水化物・タンパク質・水分のバランスがリカバリーのカギ

・トレーニング後30分以内の栄養摂取を習慣化する

・食べないことは回復を遅らせる最大のリスク


【次回予告】
第6回では、精神的な休養(メンタルリカバリー)について掘り下げていきます。心の疲労を取るための方法と、集中力やメンタル安定の回復戦略を紹介します。


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2024年02月11日 00:00

第7回:成長期の選手に必要な休養戦略(アスリート休養学 コラム)

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〜「休ませる」も、指導の一部〜

中学生・高校生といった成長期の選手にとって、**休養は“特別なこと”ではなく“日常に組み込むべきもの”**です。
この時期は骨格・筋肉・内臓など、あらゆる器官が発達途中であり、過度なトレーニングや不足した休養は「伸びしろ」をつぶすリスクになります。

今回は、ジュニアアスリートに必要な「休養の考え方」と、成長を支える休養戦略について解説します。
■ 成長期の体に起こること
・骨や軟骨が急成長 → 疲労骨折やオスグッドのリスク

・筋肉に対する骨の伸びが追いつかない → 柔軟性の低下

・自律神経の発達途上 → 疲労感・睡眠リズムの乱れ

・ホルモン分泌の影響で感情が不安定 → メンタルケアの重要性

これらは「まだ発展途上の体だからこそ、計画的な休養が必要」という明確な根拠です。

■ 成長を促す“休養のゴールデンタイム”

成長ホルモンが最も分泌されるのは「深い睡眠中」です。
特に、22時〜翌2時の時間帯に深く眠れているかが、身体づくりに大きく影響します。

中学生・高校生は、最低でも7〜8時間の睡眠時間を確保し、「早寝・早起き・朝食」の生活リズムを整えることが大前提です。

■ “やらせすぎ”に注意
・練習量が多い=強くなる

・毎日追い込む=意識が高い

・疲れてもやらせる=根性が育つ

…これらの考え方は、かえって逆効果になることがあります。
疲労が溜まった状態での反復は、フォームの崩れやケガの連鎖を引き起こし、結果的に成長を止めてしまいます。

だからこそ、「今日は休む勇気」や「質の高い回復時間」をチームとして認める文化が必要です。

■ 指導者・保護者ができること
・トレーニングの量と質を見直す日を設ける

・家での様子や食欲、寝つきの良し悪しを確認する

・「がんばる=正義」という価値観を押しつけない

・休んだ選手を否定しない空気づくり

休養もまた“指導の一部”。
選手が「安心して休める」環境をつくることが、最大の成長サポートです。

■ まとめ
・成長期の体は発達途中。無理をさせず、適切な休養が必要

・睡眠・栄養・精神的ケアを含めた“総合的な休養戦略”が重要

・指導者・保護者の理解が、選手の未来を左右する

【次回予告】
第8回では、「オーバートレーニング症候群」や“疲労蓄積の見逃し”について、注意すべきサインと予防法を解説します。


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2024年02月11日 00:00

第6回:メンタルリカバリー(アスリート休養学 コラム)

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〜心が整えば、身体も動く〜

アスリートにとって、「体の回復」だけでなく「心の回復」も極めて重要です。
緊張・プレッシャー・焦り・不安など、目に見えない疲労は、気づかぬうちにパフォーマンスを低下させます。
どれだけ身体が元気でも、心が整っていなければ最高の動きは引き出せません。
そこで今回は「メンタルリカバリー=心の休養」について、その意味と方法を紹介します。

■ メンタル疲労とは?

精神的な疲労は、次のような状態を指します:
・やる気が出ない/集中できない

・すぐにイライラする/落ち込む

・小さなミスが増える

・試合前に極度に緊張する

・夜になっても頭が冴えて眠れない

これらは「脳」が休んでいないサインです。
脳や神経もトレーニングで酷使されており、しっかりとリセットする必要があります。

■ メンタルリカバリーの主な方法

① デジタルデトックス

スマホ・SNS・動画などの情報から離れる時間を作る。
過剰な情報は脳を疲弊させます。

② 呼吸法・瞑想

深い呼吸で自律神経を整えることで、ストレス反応を抑制します。
短時間の瞑想も集中力と精神の安定に効果的です。

③ 自然とのふれあい

公園を歩く、景色を眺めるなど、自然環境は心を癒す力があります。
人工的な環境から離れる時間を持つことが、脳の回復に役立ちます。

④ 話す・書く

不安やモヤモヤを「誰かに話す」「紙に書く」ことで、頭の中が整理され、気持ちが軽くなります。

■ 睡眠は“最強のメンタルリカバリー”

前回も紹介したように、質の高い睡眠は脳の疲労回復に直結します。
睡眠中、脳は記憶の整理や不要な情報の排除を行っており、これはまさに「心の掃除」。
十分な睡眠は、次の日の集中力や判断力を確実に底上げします。

■ まとめ
・メンタル疲労は気づきにくく、パフォーマンスを大きく左右する

・情報から離れる、呼吸法・自然環境などが心の回復に効果的

・睡眠は心のリカバリーにも最強のツール

・身体と同じように「心のケア」を習慣化しよう

【次回予告】
第7回では、「成長期の選手にとっての休養戦略」をテーマに、中高生アスリートが意識すべき休養の考え方について詳しく解説します。


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2024年02月11日 00:00

第4回:リカバリーメソッドの正しい使い方(アスリート休養学 コラム)

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〜ケアの質が、パフォーマンスを左右する〜

どれだけトレーニングを積んでも、身体に疲労や炎症が蓄積したままでは、本来のパフォーマンスは発揮できません。
その回復をサポートするのが「リカバリーメソッド」。
リカバリーは単なる“癒し”ではなく、「次のトレーニングを最大化するための準備」なのです。今回は、代表的なリカバリーツールと、その正しい使い方について解説します。

■ 代表的なリカバリーメソッド

① ストレッチ

運動後に行う静的ストレッチは、筋緊張を和らげ、柔軟性の回復を助けます。
反動をつけず、ゆっくり20〜30秒伸ばすことが基本です。
特に、疲労が溜まりやすいハムストリングス・股関節・ふくらはぎを重点的に行うのが効果的です。

② 入浴/交代浴

お風呂は“最も手軽で効果的な回復法”の一つ。
血流促進・老廃物の排出に効果があり、リラックス効果も得られます。
冷水と温水を交互に行う「交代浴」も、血管の収縮・拡張を繰り返し、疲労回復を促進します。

③ アイシング

アイシングは、炎症反応の抑制と痛みの軽減に有効です。
激しいトレーニング後、関節や筋肉に違和感がある場合に使用。
ただし、常用しすぎると血流を妨げるため、あくまで「局所的なケア」として活用します。

④ フォームローラー

筋膜リリースや血流促進に効果的。
特にトレーニング後や翌朝に軽く行うことで、筋肉の張りやこわばりを軽減できます。

■ リカバリーは“タイミング”が命

どのメソッドも「いつ」「どうやって」行うかが鍵になります。
たとえば:
・トレーニング後30分以内のストレッチや入浴が効果的
・アイシングは負荷が強かった当日中に
・朝のフォームローラーは“寝起きの準備”として優秀

つまり、リカバリーは“ルーティン化”することで初めて意味を持ちます。
疲れてからやるのではなく、「疲れる前からやる」のが正解です。

■ まとめ
・リカバリーは次のトレーニングのための“準備”
・代表的な手法(ストレッチ・入浴・アイシング・フォームローラー)を使い分ける
・タイミングとルーティン化が、効果を最大化するカギ

【次回予告】
第5回では、食事と休養の関係に焦点を当て、「リカバリーフード」や食べるタイミングがパフォーマンスにどう影響するかを紹介します。


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2024年02月04日 00:00

第3回:睡眠とスポーツパフォーマンス(アスリート休養学 コラム)

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〜眠りの質が、あなたのプレーを決める〜

「しっかり寝なさい」と言われた経験がある人は多いはず。しかし、“睡眠”がスポーツパフォーマンスにどれほど大きな影響を与えているかを、科学的に理解している選手はまだ少ないのが現状です。
睡眠は、身体の修復だけでなく、脳や神経系のリセット、ホルモンバランスの調整、そして「記憶の整理」といった極めて重要な役割を担っています。
今回は、アスリートが最大限の力を発揮するために不可欠な「睡眠の質と量」について解説します。

 

■ 睡眠中に何が起きているのか?

睡眠は主に「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類に分かれ、約90分ごとの周期で交互に繰り返されます。
・ノンレム睡眠(深い眠り)
 脳も身体も完全に休息する時間。筋肉や組織の修復、成長ホルモンの分泌が活発に行われます。

・レム睡眠(浅い眠り)
 脳はある程度活動しており、記憶の整理・感情の処理が行われる時間帯。

つまり、どちらの睡眠もパフォーマンス回復において不可欠なのです。深いノンレム睡眠がなければ、身体の回復が進まず、レム睡眠が不足すれば戦術判断や集中力が低下します。

■ 睡眠不足が及ぼす影響

慢性的な睡眠不足は、以下のような深刻な影響を引き起こします。
・反応速度の低下
・判断力・集中力の欠如
・筋力・持久力の低下
・怪我のリスク増加
・免疫力の低下

また、成長期の選手にとっては「成長ホルモンの分泌低下」により、筋肉や骨格の発達が妨げられる恐れもあります。

■ 睡眠の質を上げるためにできること

以下のような習慣が、良質な睡眠につながります。
・就寝時間と起床時間を一定にする
・寝る前のスマホ・ゲームを避ける
・就寝1時間前から照明を落とす
・軽いストレッチや深呼吸を取り入れる
・寝具(マットレスや枕)を自分に合ったものにする

また、「睡眠のゴールデンタイム」と言われる22時〜2時の間に深い眠りに入ることで、成長ホルモンの分泌がピークになります。
理想は、7〜9時間の睡眠+寝るタイミングの質を両立することです。

■ まとめ
・睡眠は身体・脳・神経の「再起動」に不可欠
・深い睡眠が筋肉修復、浅い睡眠が記憶定着を担う
・寝不足はパフォーマンス低下とケガのリスクを招く
・質の良い睡眠習慣を身につけることがアスリートの土台

【次回予告】
第4回では、ストレッチ・入浴・アイシングなどのリカバリーメソッドについて、その効果や正しい使い方を詳しく紹介します。


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2024年01月28日 00:00